世界最古の調味料と言われているお酢。
美容にも健康にも効果的と話題で、世界で人気の調味料です。意識して摂取されている方もいるかもしれませんね。
今、そんなお酢が花粉症にも効果的とまたまた話題になっています。
でも、ただお酢を毎日飲むだけじゃダメ!!お酢の種類や摂取方法が大切です。
ここでは、ぜひ知って欲しいお酢の効果と効果的な摂取方法をまとめました。
花粉症でお悩みの方は、是非チェックしてくださいね。
花粉症にはお酢の酢酸菌
お酢は、便秘改善効果や疲労回復効果など色々な良さがありますよね。
その中で最近話題になっているのがお酢の花粉症への効果。
花粉症に効果的とされているのは、お酢の中の酢酸菌といわれる菌なんです。
ただこの酢酸菌、お酢には必ず入っているというわけではありません。
では、この酢酸菌とは一体なんでしょうか?
酢酸菌とは
酢酸菌とは、アルコールを酢酸に変える菌のこと。
お酢を作るにあたりなくてはならない存在で、これがないとお酢を作ることはできません。
花粉症に効果的とされているのがこの酢酸菌。
ただ、通常お酢を醸造する際に、最後にろ過されて取り除かれてしまいます。
なので、市販のお酢の多くには残念ながら酢酸菌は入っていません。
酢酸菌は免疫細胞の暴走をおさえる
花粉症は、過剰に免疫細胞が反応してしまうことが原因です。
花粉症の方は、花粉が体内に入ってくると免疫細胞が過剰に反応します。花粉を体に害のある異物と判断。
必死に外に出そうと過剰反応してしまいます。その過剰反応が、あのくしゃみや鼻水の症状なんです。
なんと酢酸菌には、その免疫細胞の過剰な反応を抑えてくれる効果が!
摂取し続けると、鼻水やくしゃみの緩和が見られたという嬉しい声も。
あのつらい花粉症の症状が和らぐなら、ぜひ取り入れたいところですよね。
でもお酢の醸造過程で取り除かれてしまう酢酸菌。
では、どうすれば酢酸菌を摂取できるのでしょうか?それにせっかくなら効率よく効果的に取り入れたいですよね。
花粉症に効果的なお酢の摂取方法
花粉症に効果的な酢酸菌を、効率良くより効果的に摂取するポイントは以下の3点です!
- お酢の種類
- 毎日継続する
- 乳酸菌と摂取する
では、詳しく見てみていきましょう!
お酢の種類
先ほどもお伝えした通り、市販のお酢の多くには酢酸菌は含まれていません。
でも、昔ながらの数ヶ月以上の長い年月をかけて醸造されるお酢には花粉症に効果がある酢酸菌の成分が溶け出しているんです!
酢酸菌を摂取したい方には、ろ過せず酢酸菌が入っているにごり酢や『静置発酵』や『天然醸造』といった昔ながらの製法で長い年月をかけて醸造されているお酢がおすすめです。
ぜひ自分の好みにあったお酢を見つけて見てくださいね。
毎日継続する
酢酸菌は常に新しいもの継続的にとることが大切です。
なので、本来なら毎日大さじ1杯をこまめに摂取できるのがベスト。
そんなこまめに摂取できないよ!そう思った方は、夕飯時に摂取するのがおすすめです。
腸が活発に動くのは、夜の22時から2時の間です。なので、それに合わせて夕食時に酢酸菌を摂取するのが効果的!
まめに摂取ができない方は、毎日夕飯に酢酸菌をとる習慣を取り入れてみてくださいね。
乳酸菌と一緒に摂取する
酢酸菌ととっても相性のいいのが乳酸菌です。
乳酸菌は腸内環境をよくする菌として、花粉症にもいいとされていました。
体にいいと有名な乳酸菌は、意識して摂取している方も多いかもしれませんね。
なんと酢酸菌と乳酸菌、同時に摂取することで効果が2倍になると言われています。
せっかく取り入れるなら効果的に摂取したい!ぜひ、合わせて食べるのがおすすめです。
乳酸菌といえば、ヨーグルトや納豆、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品。
ヨーグルトにお酢をかけて食べるのも手軽で美味しいです。
身近にある酢酸菌を含む食材
酢酸菌は身近な食べ物にも含まれています。
最近セレブの間で人気のコンブチャ、ナタデココ、米ぬか、ハチミツ、ぶどうやリンゴ等の果物にも含まれています。
花粉症が気になる方は、ぜひ色々な食材から酢酸菌を取り入れていきましょう。
最後に
つらい花粉症やアレルギー症状。症状がひどいと、頭がぼーっとして集中力も続かないですよね。
そんな時、手軽に取り入れやすいのが酢酸菌の力です。お酢を毎日摂取して、花粉症対策していきましょう。
気をつけるポイントはこちら。
- 昔ながらの醸造法のお酢を選ぶ
- 毎日摂取する
- 乳酸菌と合わせてとる
これだけです!こちらのポイントを踏まえて、酢酸菌を取り入れていきましょう!